
1月24日昼前から夜まで宜野湾市の普天間基地南側フェンス沿いの民家周辺で取材をしていた。
滑走路南端の宜野湾市上大謝名自治会長の大城ちえ子さん)という。「いつ事故が起きるか一日中緊張してる。一日も早くどこかに持って行ってほしい。辺野古に押しつけるのは、私たちが味わってきた苦労を押しつけることになるので反対です。(県知事が辺野古埋め立て申請を認可しましたが)辺野古に基地ができれば沖縄が許可を与えて基地を作らせたことになる。永久に基地が居座ってしまう。辺野古にも、本土にも持って行ってほしくない。基地はなくしてほしい」と訴える。
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「エンジン調整音の低重音がとてもイヤな音です。一日中ですから。墜落事故がいつ起こるか心配です。孫を泊めたくてもいつ墜落するかわからないので、泊められない。どこでも良いから一刻も早く持って行ってほしい」と金城和政は民家の屋根ぎりぎりに侵入してくるC130輸送機を見つめて言う。ここで騒音を体験すれば金城さんの気持ちが痛いほどわかる。夜、ホテルに戻ってもエンジンやプロペラの回転で発生する低周波音が耳に着いて離れなかった。
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午後7時過ぎ、夜間訓練で飛び立つオスプレイ。