
新生児の集中治療室(ICU)
ナンガハル医科大学学長の「長年の戦争で失った物は大きい。今必要な物は図書館と検査部門の充実だ。日本から援助された機器の使い方を誰もわからないので教えて欲しい。いまは倉庫に眠っている。ここでもODAの役立たず援助があった。
学長は本当に役立つ、更なる援助を求めていた。
会見後、教育病院を訪ねた。
小児科を訪ねたとき驚いたのは新生児の集中治療室だ。日本では様々な医療機器が備えられ、常時赤ちゃんの状態を把握できるようなっているが,ここにはないもなかった。
新生児の保育器は手作りで酸素マスクの替わりに透明なプラスティック管を切って作った手製酸素カプセルが新生児の顔にかぶせてあった。さらに、手作りの木製保育器に赤ちゃんが入れられていた。すべてが不足でも医師や職員が様々な工夫をしていた。